高さは739.5メートル、主峰は紫雲峰。北漢山とともに北漢山国立公園に含まれている。ソウル道峰区と京畿道議政府市、楊州市と境界をなしている。

ソウル道峰区の牛耳嶺（別名バウィゴゲ）を境界として北漢山と並んでそびえており、北には賜牌山が連なっている。

面積は24㎢、北漢山の55㎢に比べてトレッキング路が狭く蜘蛛の巣のようで、山の全体が大きな岩でできている。

紫雲峰·万丈峰·仙人峰·主峰·牛耳岩と、西側に5つの岩峰が並んでいる五峰など、それぞれの峰は様々な起伏と屈曲で絶景をなしているが、仙人峰はロッククライミングのコースとして有名だ。

山中には近隣の60余りのお寺がおり、その中、最も古い建築物である天竺寺をはじめ、望月寺·双龍寺·回龍寺などの名刹が多く、年中、参拝客や観光客が訪れる。特に、ソウルと議政府を繋げる国道が通っており交通の便が良い。道峰山の三大渓谷は、門師洞渓谷、望月寺渓谷（元道峰渓谷）、普門寺渓谷（ムスゴル）で、これらの渓谷がトレッキングの基点とつながっているが、

道峰洞渓谷·松湫渓谷·望月寺渓谷·五峰渓谷·ヨンオチョン（龍馭川）渓谷なども遊園地として開発され、水落山·仏岩山などとともに良いトレッキングコースだ。